YUKIHIMEDORI
a record of love after a long time and the last love for me, and perhaps.
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葱とろ
夏の終わりに逢いたかった
手元に引き寄せたはずの腕は無く
少しく冷たさを含み始めた風に
遠くある君を感じる
2007/08/25(土)
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solitude
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新生姜
もう逢わないと心に決めたのに
大人らしく髪を上げて道を急ぐ
少しのお酒とたわいない会話
去り際に軽やかに触れる唇
2007/08/20(月)
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火鍋
日光に焼かれた躰で交わし合う
心など通わせず唇さえ触れず
瞳を見ることさえもないままに
爪先まで震えさせる
2007/08/19(日)
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husband
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大吟醸
まるで君が呼び込んだように
痛みがやってくる
昨日君がくれたそれと同じように
胎内深くから身を苛む
2007/08/14(火)
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period pains
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湯葉
夏の日盛りに忍んで滑り込む車
陽を隠し汗を流して抱き合う
唇が触れ溢れるものを啜ると
背中がどうしようもなく揺らぐ
口中から絶え間なくわたしを味わう舌が
何度も新しい悦びを引き出してしまい
まるで水漬くようにゆらゆらと
君の腕の中で微睡みの中に落とされる
2007/08/13(月)
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haru
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純吟濁り酒
夏の暑さに倦むからだを
更に熱い塊に換えていく背
その白濁を二度も胎に受け
火照りを収めることさえ出来ない
2007/08/07(火)
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husband
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Insalata di Caprese
優しいひとの胸を借りて
子供のように泣きじゃくる
悲しみと絶望にくれるわたしを
抱き寄せて口づける
2007/08/04(土)
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