深爪を薄桃色のマニキュアで染める
年経りた指先が僅かばかり華やぐ
空が青さを増し春が訪れる
強まる陽射しはわたしを全て曝け出すだろう
もう若くはないことを恥じはしないけれど
このからだを抱く君を少し不憫に思う
君への劣情を捌ききれずに舞う
手の終端の十枚の花びらで
ふたつながらの唇をそっとなぞり
割裂いて蜜に触れる
君の人生を浪費することに
罪の意識を覚えながら
年経りた指先が僅かばかり華やぐ
空が青さを増し春が訪れる
強まる陽射しはわたしを全て曝け出すだろう
もう若くはないことを恥じはしないけれど
このからだを抱く君を少し不憫に思う
君への劣情を捌ききれずに舞う
手の終端の十枚の花びらで
ふたつながらの唇をそっとなぞり
割裂いて蜜に触れる
君の人生を浪費することに
罪の意識を覚えながら
君を籠絡したつもりで
捉えられたのはわたしかも知れない
君を恋いその名前にさえも淫す
気が付けば見続ける君の夢
愛おしむなと言ったのは
わたしの方だったのに
太陽が高くなるように少しずつ確実に
君を求め背骨を揺らす
捉えられたのはわたしかも知れない
君を恋いその名前にさえも淫す
気が付けば見続ける君の夢
愛おしむなと言ったのは
わたしの方だったのに
太陽が高くなるように少しずつ確実に
君を求め背骨を揺らす