a record of love after a long time and the last love for me, and perhaps.
もち豚カツレツ
明るい車内で手にする猛りを
どうしても待ちきれなくて口に含む
食事を摂る前に広がる
牡の匂い

シャワーを浴びる背中に
そっと抱きつく
逢えない時間の数だけ
口づけをせがむ

長い時間ただ一ヶ所だけで繋がり
果てようとはしない君
愛され続けてぼろぼろになるわたしは
自身の泉の湧水に水漬く
松花堂
秋空の下走る車
太陽を眩しく感じる
逢いたくて無理を言ったわたしを
咎めるようになにも語らない

いつもと違う空気に気圧され
近寄ることさえ躊躇っていると
大きな手がからだを引き上げ
くちづけを赦す

処罰されるような激しい愛撫に
怯えながらも溢れる液体は
凶暴な肉塊を余すことなく受け入れさせ
終わらない痙攣に時を失う

眠りから覚めても続く責め苦に
悦びを覚え更に求める
赦されたのか愛されたのか
帰る車で握り合った掌
中華料理
明るい窓の車中で屹立を握らされる
掌に移る男の匂いを惜しむように自ら舐めとる
熱い紹興酒で舌を洗いながらも
指先に残る感触を反芻する

着衣を落とし口唇で大きくしたものを
入り口から浅く銜えていく
開ききった縁が容赦なく引っ掻いて
程なく深淵に落とされる

最奥を責められ繋がったまま眠らされ
夢と現の合わせ目さえ抉られ続ける
瞳の下の開口さえヴァギナと呼ぶ
君の支配は強さを増していく
ラムステーキ
シャワーを浴びようと言ったそばから
屹立を宛い下着まで濡らす
敏感な先端を全て捻り潰し
上下の口唇を容赦なく犯す

淫猥な言葉を強要し
部屋中の鏡を見ることを命じられる

互いの全てを晒け出し同時に嘗めあい
午睡の中までも繋がりあう
和御膳
雨の中を歩く
濡れそぼっているのは表面だけではない

君が犯すわたしの秘裂は蜜で溢れ
捉えられた手首からさえ感じ続ける


つま先を絡めて眠り
舌先を舐め合い
互いの時間を貪る
夢を見ながらも逝き果てることを止めない
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